これまでもマレーシアの活動制限令(MCO)について、こちらのブログで何度かアップデートをしていますが、6月7日(金)に政府からのアナウンスがあり、6月10日~8月31日まで回復のための活動制限令=RMCO(Recovery Movement Control Order)が施行されることになりました。
RMCOで新たに許可された主な活動(一部を抜粋)は下記の通りです。
- 州を越える移動(レッドゾーンを除く)
- 国内旅行
- 理髪店・サロン
- 青空市場,バザール,フード・コート,屋台など
- 博物館・美術館
- 一部のスポーツ・レクリエーション活動や野外での集団活動
- 屋外での販売を含む商業活動、等
また、引き続き禁止される事項は下記の通りです。
- マレーシア人の国外渡航
- スポーツ大会の開催。スタジアムで行う集団スポーツ(ラグビー,レスリング,サッカー等),人との接触や大勢の観衆を伴う活動
- パブ,ナイトクラブ,娯楽施設,リフレクソロジーセンター,カラオケ,テーマパーク,宗教関連の行進,祝宴,オープンハウス、等
同時に、一部の駐在員や就労ビザを持つ方のマレーシア入国が許可されましたが、日本出国前3日以内に受けたPCR検査の陰性証明書をマレーシア入国時に提出、入国後も自宅隔離やスワブ検査を受けるなど、マレーシア政府のガイドラインに従う必要があります。
全世界でソーシャルディスタンスやニューノーマルという言葉が定着しつつありますが、マレーシアでは既にこの2つが日常生活に根付いており、日々のマスク着用やソーシャルディスタンスを保つことは勿論のこと、店舗やビル、商業施設等では検温と手の消毒、QRコードによる個人情報の登録、公共交通機関においても駅改札での検温は引き続き必須です(バスの場合、検温はないものの乗車人数の制限あり)。
5月4日~6月9日までのCMCO期間中から徐々に経済活動が緩和されてきましたが、RMCO期間に入り企業活動は勿論のこと、約2か月ほど抑えられていた人々の消費も含め、経済の回復が加速していくと思われます。
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