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日本とマレーシアの違いとは

日本とマレーシアの違いとは?

JACマレーシアでは先週から約2週間、1名の大学生をインターンシップ生として受け入れました。
短期間ではありますが、マレーシアに滞在している中で感じた日本との違いを書いていただきました。

 

~多民族な国、マレーシア~

まず、マレーシアに来て思ったことは「いろんな人がいる!!!」でした。マレーシア人の人口は、マレー系60%、中華系20%、インド系6%の割合で構成され、各民族が混ざり合って生活しています。そのため宗教も様々で、街中を歩くとヒジャブ(イスラム教女性が被るスカーフ)で頭を覆っている女性や、額に赤い印(インド系女性がつける「ビンディ」というシール)を付けている人などをよく見かけ、多民族な国だなと日々感じています。

 

~日常茶飯事の交通渋滞~

交通面では車を所有している人が多く、通勤時間や休日には渋滞していることが当たり前です。そして、歩行者よりも車のほうが優先されているため横断歩道も15秒程度で赤信号に切り替わってしまい、気を付けて渡らないと事故に遭いそうな勢いです。
また、マレーシアでは配車アプリがUber*よりもGrabが普及しており、観光地に訪れる際には、場合によってはタクシーよりもGrabの方がお得なこともあるため私もよく利用しています。
*Uberは2018年に東南アジアから撤退済み

 

~堪能な言語スキル~

言語に関しては、イギリスに統治されていた過去を持つため、マレー語が話せるうえ、英語や民族ごとの言語(中国語、ヒンドゥ語など)が話せるというのが基本です。そして驚いたのが、社内での使用言語はマレー語ではなく英語が主流だということです。アメリカ人の話す英語でリスニングを勉強していた私には、マングリッシュ(マレーシア人が話す英語)は独特で聞き取ることに苦労する日々が続いています。

 

~美味しいであふれるローカルフード~

マレーシアには美味しいローカルフードがたくさんあります。ごはんから麺料理まで幅広くあり、あまり日本食が恋しいと感じません。そしてメニューの種類が豊富なため、様々な料理を楽しむことができます。
しかしながら、屋台料理はオイリーで味が濃い!そのうえ美味しいので食べ過ぎに注意です。

驚いたことは、どんな飲み物を頼んでも基本的に砂糖入り。お茶を頼んだ時でさえ甘いため、シュガーレスと伝える必要があります。

また、この時期(6~8月)は「クサい」で有名なドリアンが屋台の至る所で売られています。現地の人はその独特な味にハマる人も多いそうです。しかし、ドリアンを食べた後にお酒を摂取すると体調不良を引き起こす可能性があるとも言われています。そのため、ドリアンを食べたときにはお酒を飲むことは控えることをおすすめします。

初めてのアジアで慣れない環境の中、一生懸命日々のタスクに取り組んでいただきました。
候補者の皆さまとの面談やお客様訪問に同席し、初めて目の当たりにするリアルな社会、感じたことは沢山あると思いますが、これから将来を決める彼女にとって実り多きインターンシップになったことを願います。

ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。